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めざせマルチナ!ヒンギスみたいなテニスがしたい 平日は仕事、週末はオットとテニス、家事はその合間にちょこちょこと。

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トスに勝った時の第3の選択肢(その2)

さて、トスに勝った場合の第3の選択肢。
「選択の権利を相手に譲る権利」ですが、実際どんな場面で
使うの?って思われるかもしれません。

それはダブルスで「Aさんは必ずあちらのサイドから、Bさんは
必ずこちらのサイドから打ち、なおかつサーブ力のあるAさんに
先にサーブを打たせたい」場合に使います。

とてもお天気のいい日に、ダブルスの試合があるとします晴れ
コートは南北に縦になって(両エンドが北と南)おり、試合は
午後スタートだとします。

この場合、北側からサーブを打つ人はかなり眩しくなりますが
このような状況でもあまり眩しさを感じない人もいます。
それは左利きの人です。

左利きは、北側からサーブを打つ時南東を向くので、右利きの
人ほどは、眩しくありません。
そして私は左利き、オットは右利きです。
「二人が眩しくないエンドでサーブを打ち、なおかつオットに
先にサーブを打ってもらいたい」ペアなのですキラキラ

実際のパターンで考えます。条件は先ほどと同じく晴天の午後
コートは南北です。
私とオットのペアは、先に(1ゲーム目or2ゲーム目)オットに
南側のエンドでサーブを打たせたい、という作戦です。

【A】私達がトスに負けた場合
 (1)相手がサーブを選択
北側のコートを取ります。こちらは必然的にリターンなので
1ゲーム終了したらエンドが代わり、2ゲーム目は南側から
オットのサーブ。

 (2)相手がリターンを選択
南側のコートを取ります。オットのサーブで試合開始。

 (3)相手がエンドを選択
相手が南側を取れば、こちらはリターンを選択します。
1ゲーム目は北側から始め、2ゲーム目はエンドが代わって
南側からオットがサーブを打てます。
逆に相手が北側を取れば、こちらはサーブを選択します。

【B】私たちがトスに勝った場合
「先に決めて下さい」と言って、相手に選択権を譲ります。
それ以降は【A】の(1)~(3)と同じです。

ミックスで第3の権利を使わないのは、インドアコートの
場合や今にも雨が降りそうな曇天の時など曇り
インドアでも、天井付近に窓がある場合には使う事もあります。
また女ダブでも、以前組んでいた方はサーブ力があったので
時々使いました。(それでオバサマと揉めたわけですが)しずく

この選択肢は二人とも右利き(あるいは二人とも左利き)でも
使えない事はないと思います。
同じ利き手で、同じサイドからサーブを打っても、トスを上げる
場所によって、眩しさを感じにくい人もいます。

また風の強い時に、サーブに力のある人が追い風側から打ち
回転をかける人は向かい風側から打って、なおかつ回転系の
人の方がキープ率がいいので、先にサーブを打ちたい…なんて
パターンもあるかと思います。
使い方次第では、結構役に立つ権利だと思いますよ。

なお、審友会HPに「トスの勝者の権利」と「相手に選ばせるって?」
というQ&Aが掲載されています。
そちらも参考にして下さい。

それから、このルールに限らず、自分の知らないルールだから
と言って、相手に食ってかかるのはやめましょうね~冷や汗
ルール | 投稿者 ヒンギス大好き 14:03 | コメント(2)| トラックバック(0)

トスに勝った時の第3の選択肢(その1)

昨日tenni365.net内のブログを色々と拝見していて、とある
ブログに目が留まりました。
先方の許可を頂いてないのでリンクは差し控えますが、試合で
トスに勝った場合の選択をどうするか、というテーマです。

トスで勝った時、選択肢としてサーブ(あるいはリターン)を取るか
コートを取るかで考える方が多いと思いますが、実はもう一つ
選択肢があります。

それは「選択の権利を相手に譲る権利」。
こちら(審友会HP)に詳しい説明が載っていますが、要するに
相手に「先に決めて下さい」って言ってもいいんです。

私は時々使いますが、知らない方も多くてすごく驚かれたり
一度オバサマに「何よそれ!!私は女子連に入ってるけど
そんなの知らないわよ!」
と猛然と食ってかかられ、試合前に
20分位揉めた事がありました。

往々にしてオバサマは、自分の知らない事=ルールにない事
だと信じてる方が多いんですよね…しずく
アンタが知らんだけやん、って言いたいのをこらえ、オバサマと
議論した思い出があります。

そのオバサマは、トスで勝った時に選択肢が3つあるという事だけは
覚えていたようで、選択肢は
(1)サーブか(2)リターンか(3)エンドか の3つだと主張。

おいおいちょっと待てよ、(1)と(2)は自分がサーブ選んだら相手は
必然的にリターンだし、逆もそう。
その論理が成り立つのなら、エンドだって(3)あっちか(4)こっちか
となるわけで、選択肢は4つになるやんか!

という話を(言葉は穏やかに)したら、食ってかかっていた
オバサマのペアの方が「この人の言う事が正しい気がする…」
と言って下さり、形勢が有利になりました上

しかし一応市民大会クラスの試合にも係わらず、レフェリーは
全然知らなくて頼りにならないし、ルール集「コートの友」も
運悪く置いてきたので、こちらが正しいと証明できないやっちゃったぁ

結局その日は私達はその権利を使わず、相手には女子連の
ルール勉強会で確認してもらう、という事で一応決着しました。
ただし、その後そのペアとは会ってないので、彼女たちが本当に
確認したかは定かではないですが…冷や汗

さて、具体的にどのような場面でこの「第3の権利」を使って
いるのかは、また後ほど。
ルール | 投稿者 ヒンギス大好き 08:56 | コメント(0)| トラックバック(0)