2008年03月10日
Qちゃんに想う
名古屋国際女子マラソンが終わりました。
レッスン後のランチ中に、携帯のTVで少し観戦しましたが
先頭集団にQちゃんの姿がないのを見て「アカンのかなー」と
オットと話していました。
レース結果は皆さんご存知の通りですが、その後の会見で
実は半月板損傷で、昨年夏に手術を受けていた事を公表。
同じ故障を持つ私にとって人ごとでない話でした。
私は検査の結果半月板損傷が判明し、手術を前提に川崎の
カリスマドクターを紹介してもらいましたが、彼には「俺は手術
勧めないなぁ」と言われました。
手術して「治る」というのは正しくなく、今の問題症状を軽く
して、長く付きあうようにするそうです。
しかも半月板は膝関節のクッションなので、取れば将来的に
膝関節症の発症が早まるリスクがあり、最近はむやみに
手術しないのが主流とか。
なので「今後どうするかは、人生の選択になるわけだよ。
まぁ俺に人生語られたくないかも知れないけど」と言われました。
ちょっとべらんめぇ口調ですが、率直で面白いドクターです。
「太く短く生きるか、細く長く生きるかだよ」とも。
競技としてスポーツに取り組み、最大限のパフォーマンスを
やる以上は発揮したい人(ドクター曰く「太く短く」の人)は
手術を選択しても、趣味としてスポーツを楽しむ人には極力
リハビリやヒアルロン酸注射などの保存療法を今は勧めている
そうです。
彼女にとっては名古屋は北京五輪へのラストチャンス。
手術したら名古屋に間に合わないかもしれない。
しなければ練習もままならない。
練習に支障があった以上、手術は正しい選択だったのでしょうが
私とは比較できない程の大きな人生の選択であり、術後の
松葉杖状態から短期間でレースに持って行くまでのリハビリは
相当苦しいものであったでしょう。
「諦めちゃだめだ、と何千回も繰り返した」という発言には
胸を打つものがありました。
彼女の競技としてのマラソン人生は、残り少なくなっている
というのが実際のところだと思いますが、今後の競技人生
ひいては人生そのものが、いいものである事を願います。
レッスン後のランチ中に、携帯のTVで少し観戦しましたが
先頭集団にQちゃんの姿がないのを見て「アカンのかなー」と
オットと話していました。
レース結果は皆さんご存知の通りですが、その後の会見で
実は半月板損傷で、昨年夏に手術を受けていた事を公表。
同じ故障を持つ私にとって人ごとでない話でした。
私は検査の結果半月板損傷が判明し、手術を前提に川崎の
カリスマドクターを紹介してもらいましたが、彼には「俺は手術
勧めないなぁ」と言われました。
手術して「治る」というのは正しくなく、今の問題症状を軽く
して、長く付きあうようにするそうです。
しかも半月板は膝関節のクッションなので、取れば将来的に
膝関節症の発症が早まるリスクがあり、最近はむやみに
手術しないのが主流とか。
なので「今後どうするかは、人生の選択になるわけだよ。
まぁ俺に人生語られたくないかも知れないけど」と言われました。
ちょっとべらんめぇ口調ですが、率直で面白いドクターです。
「太く短く生きるか、細く長く生きるかだよ」とも。
競技としてスポーツに取り組み、最大限のパフォーマンスを
やる以上は発揮したい人(ドクター曰く「太く短く」の人)は
手術を選択しても、趣味としてスポーツを楽しむ人には極力
リハビリやヒアルロン酸注射などの保存療法を今は勧めている
そうです。
彼女にとっては名古屋は北京五輪へのラストチャンス。
手術したら名古屋に間に合わないかもしれない。
しなければ練習もままならない。
練習に支障があった以上、手術は正しい選択だったのでしょうが
私とは比較できない程の大きな人生の選択であり、術後の
松葉杖状態から短期間でレースに持って行くまでのリハビリは
相当苦しいものであったでしょう。
「諦めちゃだめだ、と何千回も繰り返した」という発言には
胸を打つものがありました。
彼女の競技としてのマラソン人生は、残り少なくなっている
というのが実際のところだと思いますが、今後の競技人生
ひいては人生そのものが、いいものである事を願います。